BaaSってなーに?
Backend As A Service の略。 iOSアプリケーションのバックエンド処理(ユーザ認証、Push通知、SNS連携、データストアなどなど)の自前で実装していたサーバ側の処理をWEB APIなどから簡単に利用できるようにされたもの。
主にモバイルアプリケーションで利用されるBaaSをMBaas(Mobile BaaS)などと言う。
いろいろあるBaaS
と、BaaSの存在自体は知っていたものの、どんなものがあるのか知らなかったのでメジャー(?)なものを調べてみた。
とりあえず、少し調べて出てきたものは下記。
- Parse
- Helios.io
- Windows Azure Mobile Service
- Firebase
- Google’s Mobile Backend Starter
- Appcelerator
- Kinvey
- Applicasa
- Kii Cloud
- Appiaries
いっぱいありすぎ!!!\(^o^)/
軽く比較してみる
思ったよりいっぱいあったので、気になったものを軽く比較(?)してみる
Parse
- 30リクエスト/秒 まで無料
- 対応プラットフォームが幅広い
- iOS
- OS X
- Android
- Windows Phone
- Windows
- Javascript
- .Net
- Unity
- Xamarin
- CloudCodeを使うことで独自のAPIエンドポイントをを追加可能(開発言語はjavascript)
番メジャーどころっぽい。 2013年4月にFacebookに買収されたらしい。
Pushやユーザ認証、ソーシャル連携、ファイルストアなどひと通りの機能が揃っているもよう。 ダッシュボードも充実しているらしい。(PHPやRubyからREST APIを叩いてデータを更新する事なんかも可能)
Helios.io
- 無料
- iOSのみ(?)
Herokuが出しているOSSアプリケーション。 別途自前でサーバを立てる必要があるが、Heroku使うなどで無料で環境が作れる。
Firebase
- $49/月 から
- iOS/OS X/Android/WEB(javascript) などメジャーなプラットフォームに対応
リアルタイム データストアに特化したBaaS。 チャットアプリなどを簡単に作成できるよーとの事らしい。
Angular/Emberなどのjavascriptフレームワークに向けたライブラリも提供される。
Kinvey
- 個人なら無料プランあり/法人向けだと$1,500/月から
- ビジネスロジック追加可能
提供される機能はParseと似てる感じ。ビジネスロジックも追加可能(プランにより制限アリ)。
うーむ。Parseに対する利点がパッと見では分からない。
Appiaries
- 体験版として無料枠あり
- iOS/Android/WEB(javascript) などメジャーなプラットフォームに対応
初めて日本語のページが出てきた! 機能としてはParseやKinveyと似ている感じ。チュートリアルにチャットアプリの作例があるので、Firebaseとも比較できるのかも。
雑感
BaaSはParseしか知らなかったので、どんなものがあるのか軽く調べるつもりが… いっぱいありすぎて比較するのも面倒に。。。
結局いつもの雑なメモができあがった(´ω`)
とりあえず、Parseを触ってみようと思う。Firebaseも気になる子ちゃん。